中高生部活応援マガジン ヒーローインタビュー

坂口佳穗

ビーチバレーボール : マイナビ/KBSC

今回のアスリートインタビューは、ビーチバレー界の新生・坂口佳穗選手。バレーボール部とダンス部で活動した中高生時代の経験を活かし、18歳からビーチバレーに挑戦。地元宮崎で開催される霧島酒造オープンでの優勝を目標に、本気でトップアスリートを目指す覚悟とは。坂口佳穗選手の中高生時代のお話と、全国の中高生部員に向けてアツいメッセージをいただきました。

天真爛漫なビーチバレーの新生☆

坂口選手は、大学に通いながら、ビーチバレーに取り組んでいるとのことですが、普段の練習量はどのくらいですか。

大学がある日は16時から19時半まで、ない日は1日中練習しています。メニューは、アップしてから、砂トレ、基礎練、パス練、トス練、サーブキャッチなどのパート練習をして、最後に試合形式の練習をしています。


坂口佳穗

砂の上だと、かなりハードですよね。

はい、かなり。どの練習も砂の上だとハードで、特に心拍数を上げて、息が上がった中で行う練習はきついです。それと練習の最後に、砂の上で走ったり飛んだりする砂トレが入ることもあるんです。これでとどめをさされますね(笑)。


坂口佳穗

目標に向けてキツイ練習を乗り越えているんですね。

はい。気合で! 普段の練習から、どんなにつらくても気持ちが下がらないようにするため、下を向かないことを大切に気持ちで乗り切っています。


坂口佳穗

ところで、高3の時に試合観戦をしたことがきっかけで始めたそうですが。見るのとプレーするのとで違いはありますか。

最初に生で見たときは、楽しそう! かっこいい! やってみたい! という気持ちでした。でも実際にやってみると砂の上でのプレーは、走れない…、動けない…、飛べない…、ボールは風で流される…の連続で、始めて一ヶ月はスパイクがまったくコートに入らなかったです。なんだこれは?! って思いましたね(笑)。でもトップ選手たちはそれを軽々やっているので、自分も上手になりたい、もっとやりたいって強く思うようになりました。


坂口佳穗

ちなみに、大会では一日に何試合行うんですか。

公式戦だと1・2試合で、試合時間は50分位です。天気が良いとプレーをしていても、観客席もめちゃくちゃ暑いんです(笑)。


坂口佳穗

雨でも試合はあるんですか。

雷が鳴らない限りは、雨天決行です。雨だと砂の柔らかさがいつもと違うので高く飛ぶことはできるんですけど、ボールが湿って重くなるので、トスの感覚なども変わってきます。


坂口佳穗

今までで一番過酷な環境でプレーした試合は。

かなりの強風の中、試合をやったことがあります。普段の練習場所は海岸ではなく、あまり風が吹かないところなので、その日はまったくサーブが入らなければ、トスをあげるのも大変でした。


坂口佳穗

ビーチバレーのどんなところが好きですか。

まだ始めたばかりなので、練習したことができるようになるだけで楽しいです! だから、どんどんはまって好きになっています。


坂口佳穗

そんな中で、坂口選手の強みはなんですか。

オーバーセットをほめていただくことが多いです。ビーチバレーは風の影響などで、ドリブルやホールディングがとられやすいので、オーバーセットを積極的にやる選手が少なく、私は最初から挑戦していたので、それが強みだと思います。


坂口佳穗

誰よりも努力。可能性は無限大!

話はさかのぼりますが、中学まではバレーボールを。

小1の頃、父が監督を務めていたチームに自然な流れで入部しました。休み無く毎日練習でしたが、一度も辞めたいと思ったことはなくとても楽しくて、勝つことがとても嬉しかったです。でも、父が監督なので試合に負けると「歩いて帰って来い!」って言われるんですよ。車で帰りたいじゃないですか(笑)。ビシバシやられてましたね。


坂口佳穗

なぜ高校では、バレーボールからダンスに転向したんですか。

中学までずっとバレーボール一筋だったので、高校からは何か新しいことに挑戦したいなと思って。でも入部したダンス部が思っていたよりも意識の高い部活で、集団で道を歩くのも2列、スカートは膝丈、立ち振る舞いや上下関係もすごく厳しかったんです。でも、コーチがとても素晴らしい方で、女性としての仕草や、立ち方などが身に付いた3年間でした。そして今でも仲の良い仲間に出会えた事もとても良かったです。


坂口佳穗

部活以外ではどんな女子高生でしたか。

学校生活や部活に支障がない範囲内で、少しだけ芸能活動をしていました。お母さんがノリノリでオーディションに応募したことがきっかけで(笑)、その時の最終選考には早生まれで年齢が達していなかったので参加できませんでしたが、誘っていただいた芸能事務所に所属し、BS TBSのブランチガール10期生を1年間やっていました。


坂口佳穗

中高生時代、一番の思い出というと。

高校のダンス部は経験者が多くて、そんな中、出来ないことばかりの挑戦で厳しかったんですが、コーチが「苦手なことも得意なことも、人一倍努力すればあなたの可能性は無限大だよ」と言ってくれたことで頑張ることができたのが一番の思い出です。その言葉は、今も私の座右の銘であり、高校3年間ビーチバレーをやって、実績を残している選手も多い中で、大学からビーチバレーをはじめた私の心の支えになっています。


坂口佳穗

今は全身ビーチバレーにはまっている感じですね。

はい! めっちゃはまってます! ビーチバレーは外の競技なので、開放感があって、大会会場にはDJがいて音楽が流れていたりと、エンターテイメント性があり、また2人でのプレーなので、自分のプレーが必ず点に繋がるところがビーチバレーの魅力だと思います。


坂口佳穗

今号のテーマ「あなたが経験した夏合宿の地獄メニューを教えて下さい」ですが。坂口選手が経験した地獄メニューというと(笑)。

26日間のロス合宿で行った、練習最後の砂トレでのダッシュメニューです。30mダッシュ往復し、さらに15m走ってバック走で戻るというメニューを、20秒間のインターバルで10本走ったときはかなりつらかったです。本当、びっくりしますよ(笑)。たった30mでしょ! って思うかもしれないですけど、砂浜ってスゴイ! ぜひ、やってみてください(笑)。


坂口佳穗

それだけ動いたらお腹が空きそうですね。普段はかなり食べるほうですか。

普通の女の子の倍は食べますね。でもなかなか筋肉がつきにくい体質なのと、露出が多い競技なので見た目も気にしつつ、栄養バランスを考えた食事を摂るよう心がけています。おいしいものを控えるってけっこうつらいですよ(笑)。


坂口佳穗

オフは何をして過ごしていますか。

今は一人暮らしをしているので、オフは大好きな家族に会いにいきます。実家でみんなと一緒にご飯を食べながら話しをするのが好きです。私は兄弟が多くて、8才年が離れた弟の生意気具合がかわいくて会いたくなります。


坂口佳穗

兄弟が多いとにぎやかで楽しそうですね!

そうですね。弟が4人なので、言葉遣いが悪くなりましたけど(笑)。頑張って直したいと思っています。


坂口佳穗

坂口選手の好きな男性のタイプは。

私より身長が高くて、体つきがしっかりしていて、いい匂いがして、優しくて、面白い人です。これはブレないです!


坂口佳穗

今後の目標と夢を教えて下さい。

目標は国内大会で優勝すること。特に、地元宮崎で行われる霧島酒造オープンで優勝して、宮崎にいる祖母を喜ばせたいというのが今の1番の私の夢です。大学を卒業してもビーチバレーを続けたいと思っているので、大学在学中に結果を残せるように頑張ります!


坂口佳穗

最後に部活に励む中高生にメッセージをお願いいたします。

やはり何事も「継続は力なり」だと思うので、どんなことがあっても最後まで諦めずに、自分の目標としているところまで頑張ってほしいなと思います。学校生活、悔いのないように、キラキラした青春を送ってください!


坂口佳穗

ありがとうございました。

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